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Domain-U用ファイルシステムの作成とファイル展開

カテゴリ:Xen 3.4の設定
日付:2010/04/04 20:01
次ぎに、作成したGentoo Linux環境を仮想ディスクに移行させる。/mnt/gentoo上に作成した環境をそっくりアーカイブする。
# cd /mnt/gentoo
# tar cvjpf ~/gentoo.bz2 *
# cd
# rm -rf /mnt/gentoo
仮想マシンが動作する仮想ディスクをddコマンドで作成。同時にスワップファイル用のファイルも作っておく。
# dd if=/dev/zero of=/var/xen/gentoo_root bs=1M count=5120
# dd if=/dev/zero of=/var/xen/gentoo_swap bs=1M count=512

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Domain-U用OS環境の構築(Gentoo Linux)

カテゴリ:Xen 3.4の設定
日付:2010/04/04 20:00
Gentoo Linuxを使って、ドメインを作成する。手順は通常のインストールとほとんど変わらない。
まず、作業用のディレクトリを作成して、そこに移動する。
# mkdir /mnt/gentoo
# cd /mnt/gentoo
ステージ3のtarボールとPortageのファイルを取得し、/mnt/gentooに展開する。
# wget http://gentoo.channelx.biz/releases/x86/autobuilds/current-stage3/stage3-i686-20100216.tar.bz2
# wget http://gentoo.channelx.biz/snapshots/portage-latest.tar.bz2
# tar xvjpf stage3-*.tar.bz2
# tar xvjf portage-latest.tar.bz2 -C /mnt/gentoo/usr
Domain-0環境から各種設定ファイルを流用(一部、再編集が必要)。
# cp /etc/resolv.conf /mnt/gentoo/etc/
# cp /etc/make.conf /mnt/gentoo/etc/
# cp /etc/conf.d/net /mnt/gentoo/etc/conf.d/
# cp /etc/conf.d/clock /mnt/gentoo/etc/conf.d/

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Xen用(Domain-0、Domain-U)カーネルの構築

カテゴリ:Xen 3.4の設定
日付:2010/04/04 00:17
Xen用(Domain-0、Domain-U)カーネルの作成。カーネルソースにシンボリックリンクを張り、カーネルコンフィグを実行する。
# ln -sfn /usr/src/linux-2.6.29-xen-r4 /usr/src/linux
# cd /usr/src/linux
# make menuconfig

■Domain-0用カーネルコンフィグ

Processor type and features  --->
  Subarchitecture Type (Xen-compatible)  --->
  (X) Xen-compatible

Bus options (PCI etc.)   --->
  [*] PCI support
    PCI access mode (Any)  --->
  [ ]   Xen PCI Frontend Debugging

Networking support --->
  Networking options  --->
      TCP/IP networking
        <*> IP: tunneling
    < > The SCTP Protocol (EXPERIMENTAL)  --->
    <*> 802.1d Ethernet Bridging

Device Drivers --->
  Block devices  --->
    <*> Loopback device support

  XEN  --->
    [*] Privileged Guest (domain 0)
    <*> Backend driver support
    <*>   Block-device backend driver
    <*>   Network-device backend driver
    < >   Network-device loopback driver
    <*>   PCI-device backend driver
             PCI Backend Mode (Virtual PCI) --->
    [*] Disable serial port drivers
        Xen version compatibility (3.0.4 and later)

  [*] Scrub memory before freeing it to Xen

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Xen 3.4環境用の設定とカーネルソースのインストール

カテゴリ:Xen 3.4の設定
日付:2010/04/04 00:12
Xen 3.4環境の構築方法。
まず、/etc/make.confのCFLAGSに「-mno-tls-direct-seg-refs」を追加する。これがないと、パフォーマンスが低下するのだという。
CFLAGS="-O2 -march=prescott -pipe -fomit-frame-pointer -mno-tls-direct-seg-refs"
ついでに、USEフラグも見直しておく。HVM(Hardware Virtual Machine)を使う場合は、「hvm」、仮想マシンでWindowsを動作させる場合は「sdl」をUSEフラグに追加しておく。
/etc/make.confの編集が終わったら、全体を再コンパイルする。
# emerge -e world
USEフラグにsdlを追加した場合は、libsdlをマージしておく。
# emerge libsdl

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DiCE for LinuxによるダイナミックDNS更新

カテゴリ:Gentoo Linux Tips
日付:2010/03/13 21:32
自宅サーバを外部に公開するには、プロバイダに割り当てられたグローバルIPアドレスとドメイン名を結びつける必要がある。これを行う手段の1つとして、ダイナミックDNSサービスを利用する方法がある。

多くのダイナミックDNSサービスは無償で提供されているが、一定の間隔でIPアドレスの更新処理を行わないとサービスが停止されてしまう。そこで、ダイナミックDNSサービスに対して定期的にIPアドレスの更新を行ってくれるDiCE for Linuxを利用する。

ここでは、ダイナミックDNSサービスにMyDNS.JPを利用した場合を例に説明する。

まず、DiCE DynamicDNS Client(for Linux)から、CUI版(diced000.tar.gz)をダウンロードする。

次にdiced000.tar.gzを展開し、DiCEディレクトリを/usr/local/bin下に移動する。
# tar xzvf diced000.tar.gz
# mv DiCE /usr/local/bin/
これでファイルの配置は完了。次にDiCEの設定を行う。

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mod_deflateによるコンテンツ圧縮の設定

カテゴリ:Apache 2.2の設定
日付:2010/03/04 23:56
mod_deflateを利用すると、コンテンツをWebブラウザに転送する際にサーバ側で圧縮する。これにより、ネットワーク帯域を節約できる。

Gentoo Linuxでmod_deflateを使う場合は、Apacheをemergeする際に、/etc/make.confのAPACHE2_MODULESに
deflate
を指定しておく必要がある。

mod_deflateモジュールを組み込んだら、設定を行う。

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Apacheでネーム(名前)ベースのバーチャルホスト設定

カテゴリ:Apache 2.2の設定
日付:2010/03/04 23:23
バーチャルホストにはネーム(名前)ベースとIPベースの2種類がある。ここでは、グローバルIPアドレスが1つしかなくても実現可能な、ネームベースのバーチャルホストの設定方法を紹介する。

設定ファイルは、各バーチャルホスト固有の設定を記述するファイルと、それらのファイルを読み込ませるための主設定ファイルの2種類。

バーチャルホスト個別の設定は、/etc/apache2/vhosts.d/default_vhost.includeを必要なホストの分だけコピーして作成すればよい。当サイトの場合は、

・http://reichsarchiv.jp/
/etc/apache2/vhosts.d/default_vhost.include

・http://gentoo.reichsarchiv.jp/
/etc/apache2/vhosts.d/gentoo_vhost.include

・http://kyogoku.reichsarchiv.jp/
/etc/apache2/vhosts.d/kyogoku_vhost.include

とした。

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単独ホストの設定とApacheの起動設定

カテゴリ:Apache 2.2の設定
日付:2010/02/28 01:08
設定ファイルの構成は、バーチャルホストの使用を前提としている。バーチャルホストが不要な場合(1つのホストだけを運用する場合)も、「1つのバーチャルホスト」を運用するという形で設定する。まずは、1つのホストを立ち上げる基本的な設定。

Apacheのホストの設定は、/etc/apache2/vhosts.d/00_default_vhost.confで行う。
<IfDefine DEFAULT_VHOST>
Listen 80
NameVirtualHost *:80

<VirtualHost *:80>
        Include /etc/apache2/vhosts.d/default_vhost.include

       <IfModule mpm_peruser_module>
                ServerEnvironment apache apache
       </IfModule>
</VirtualHost>
ここもデフォルトのままで問題ない。本当の設定は、インクルードされている/etc/apache2/vhosts.d/default_vhost.includeで行う。

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Apache 2.2のインストールと基本設定

カテゴリ:Apache 2.2の設定
日付:2010/02/28 00:09
Apacheの設定は2.2から大きく変わっている。

まずは、/etc/make.confで使用するモジュールとMPMを設定する。モジュールはAPACHE2_MODULES、MPMはAPACHE2_MPMSで指定する。

APACHE2_MODULESの設定例。
APACHE2_MODULES="actions alias auth_basic auth_digest authn_anon authn_dbd authn_dbm authn_default authn_file authz_dbm authz_default authz_groupfile authz_host authz_owner authz_user autoindex cache dbd deflate dir disk_cache env expires ext_filter file_cache filter headers ident imagemap include info log_config logio mem_chche mime mime_magic negotiation proxy proxy_ajp proxy_balancer proxy_connect proxy_http rewrite setenvif so speling status unique_id userdir usertrack vhost_alias"
MPMの設定例。
APACHE2_MPMS="worker"

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syslog、cron、grubのインストール

日付:2010/02/23 22:08
OSとして自立起動させるための仕上げ。まずはsyslogとcromのインストール。

syslogはmetalogを選択。インストールしたら、rc-updateでdefaltランレベルに追加。
# emerge metalog
# rc-update add metalog default
cromはvixie-cron。こちらもdefaltランレベルに追加しておく。
# emerge vixie-cron
# rc-update add vixie-cron default
さらにファイルのインデックスを作成するlocate(slocate)をインストール。
# emerge slocate

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