Xenドメインの作成(Gentoo編:ドメイン起動)
カテゴリ:Xen 2.0の設定
日時:2005/03/21 17:08
Gentoo Linux用のルートファイルシステム(gentoo_root)とスワップ(gentoo_swap)の準備ができたら、設定ファイルを作成する。
まず、サンプルをコピー。
Gentoo Linuxの場合、手をかけてやれば目的に必要な最小限のシステムを作ることもできるだろうが、やはりインストールに時間がかかりすぎる(丸1日かかった)。仮想マシンのOSはバイナリでインストールできるものの方がむいているかもしれない。
まず、サンプルをコピー。
# cp /etc/xen/xmexample1 /xen/gentoo.confそして、/xen/gentoo.confを編集する。 重要なのは、diskとrootパラメータ。ネットワーク関係そのほかは任意である。
kernel = "/boot/vmlinuz-2.6.10-xenU"
memory = 64
name = "gentoo"
disk = [ 'file:/xen/gentoo_root,sda1,w','file:/xen/gentoo_swap,sda2,w' ]
netmask="255.255.255.0"
gateway="192.168.xxx.1"
ip="192.168.xxx.101"
root = "/dev/sda1 ro"
設定ファイルを作成したら、xmコマンドで起動する。# xm create -c /xen/gentoo.conf「devfsが有効になっていない」などのエラーは出るものの、一応起動する。これは、Xen用のカーネルをソースからコンパイルしてやれば解決するかもしれない。
Gentoo Linuxの場合、手をかけてやれば目的に必要な最小限のシステムを作ることもできるだろうが、やはりインストールに時間がかかりすぎる(丸1日かかった)。仮想マシンのOSはバイナリでインストールできるものの方がむいているかもしれない。