Xen 3.4環境用の設定とカーネルソースのインストール

カテゴリ:Xen 3.4の設定
日時:2010/04/04 00:12

Xen 3.4環境の構築方法。
まず、/etc/make.confのCFLAGSに「-mno-tls-direct-seg-refs」を追加する。これがないと、パフォーマンスが低下するのだという。
CFLAGS="-O2 -march=prescott -pipe -fomit-frame-pointer -mno-tls-direct-seg-refs"
ついでに、USEフラグも見直しておく。HVM(Hardware Virtual Machine)を使う場合は、「hvm」、仮想マシンでWindowsを動作させる場合は「sdl」をUSEフラグに追加しておく。
/etc/make.confの編集が終わったら、全体を再コンパイルする。
# emerge -e world
USEフラグにsdlを追加した場合は、libsdlをマージしておく。
# emerge libsdl
/etc/portage/package.keywordsがなければ作成し、
app-emulation/xen
app-emulation/xen-tools
sys-kernel/xen-sources
の3行を追加する。
以上でXenをインストールする準備は完了なので、XenのツールとXen対応カーネルソースをインストールする。
# emerge xen xen-tools xen-sources
emergeが終わったら、xendをデフォルトランレベルに追加する。
# rc-update add xend default
次ぎに/etc/conf.d/rcの修正。
RC_PLUG_SERVICES=""
という行を
RC_PLUG_SERVICES="!net.*"
にする。