Xenドメインの作成(Gentoo編:OSインストール)
カテゴリ:Xen 2.0の設定
日時:2005/03/21 10:15
Xenの独自ドメイン(仮想マシン、ゲストOS)をゼロから構築してみる。今回はGentoo Linux編。
まずは、ドメイン化するGentoo Linux用のchroot環境を作る。手順は通常インストールとあまり変わらない。
次に実行するのはbootstrap.shとemerge system。まず、/usr/portage/scripts/bootstrap.shの始めの方に
終わったら/etc/fstabの編集。
最後に、
次は、構築した環境のディスクイメージ化。
まずは、ドメイン化するGentoo Linux用のchroot環境を作る。手順は通常インストールとあまり変わらない。
# mkdir /mnt/gentoochroot用のディレクトリを作ってステージ1をダウンロード。アーカイブを展開したら不要になったアーカイブを削除する。 次に、/etc/resolv.confをコピーして/procと/usr/portage/distfilesをマウントする。ここまでやったらchroot実行。
# cd /mnt/gentoo
# wget http://mirror.gentoo.gr.jp/releases/x86/2004.3/stages/
x86/stage1-x86-2004.3.tar.bz2
# tar xvjpf stage1-x86-2004.3.tar.bz2
# rm stage1-x86-2004.3.tar.bz2
# cp /etc/resolv.conf /mnt/gentoo/etc/
# mount -o bind /proc /mnt/gentoo/proc
# mkdir -p /mnt/gentoo/usr/portage/distfiles
# mount -o bind /usr/portage/distfiles /mnt/gentoo/usr/portage/distfiles
# chroot /mnt/gentoo /bin/bash
以降は、chroot環境内での処理。# emerge --syncを実行して/etc/make.confを編集する。
# env-update
# source /etc/profile
次に実行するのはbootstrap.shとemerge system。まず、/usr/portage/scripts/bootstrap.shの始めの方に
alias emerge="emerge --usepkg"を追加してから、
# scripts/bootstrap.sh && emerge --usepkg systemで一気に処理する。
終わったら/etc/fstabの編集。
#/dev/BOOT /boot ext2 noauto,noatime 1 1
/dev/sda1 / ext3 noatime 0 0
/dev/sda2 none swap sw 0 0
#/dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom iso9660 noauto,ro 0 0
#/dev/fd0 /mnt/floppy auto noauto 0 0
none /proc proc defaults 0 0
#none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
/bootは不要なのでコメントアウト。/とスワップは/dev/sda1と2にマウントする。最後に、
# passwdでrootのパスワードを設定したら、
# exitでchroot環境から抜ける。
次は、構築した環境のディスクイメージ化。