Apache 2.0のインストール

カテゴリ:Apache 2.0の設定
日時:2004/10/05 23:09

Apacheをインストールする際は、どのようなWebサイトにしたいかを考えておくとよい。このサイトの場合、

 ・PHP(mod_phpとCLI版)
 ・mbstring関数
 ・GD関数(JPEG、GIF、PNGの処理)
 ・PHPのMySQLサポート

が必要なので、/etc/make.confのUSEに
mysql nls php jpeg gif png gd
という記述を加えてある。もしかしたら不要な指定があるかもしれないが、取りあえずうまくいっているのでよしとする。

/etc/make.confの設定を確認したら、
# emerge apache php mod_php
を実行する(「apache」とするだけでApache 2.0.xがインストールされる)。 CLI版のPHPは、cronでいくつかの処理を自動実行するため。

emergeが終わったら、/etc/conf.d/apache2に、
APACHE2_OPTS="-D PHP4"
という行を追加して、
/etc/init.d/apache2 start
でApacheを起動する。適当なマシンのWebブラウザで
http://サーバのIPアドレス
にアクセスし、Apacheのデフォルトページが表示されればOK。

環境によっては、apache2 start時に
* Starting apache2...
(2)No such file or directory: apache2: could not open error log file /usr/lib/apache2/logs/error_log.
Unable to open logs
というエラーが出ることがあるようだ。この場合は、
# mkdir /var/log/apache2
# ln -s /var/log/apache2 /usr/lib/apache2/logs
でログディレクトリとシンボリックリンクを作成してやれば解決する。

次に、mod_phpの動作確認。
<?php phpinfo();?>
という内容のPHPファイル(test.phpとか)を作成し、/var/www/localhost/htdocsに保存する。同じくWebブラウザで
http://サーバのIPアドレス/test.php
にアクセスし、PHPの情報ページが表示されればPHPも動作している。

Apacheが最低限機能していることが確認できたら、
# rc-update add apache2 default
を実行してApacheがデフォルトで起動するようにしておく。