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syslog、cron、grubのインストール

日付:2010/02/23 22:08
OSとして自立起動させるための仕上げ。まずはsyslogとcromのインストール。

syslogはmetalogを選択。インストールしたら、rc-updateでdefaltランレベルに追加。
# emerge metalog
# rc-update add metalog default
cromはvixie-cron。こちらもdefaltランレベルに追加しておく。
# emerge vixie-cron
# rc-update add vixie-cron default
さらにファイルのインデックスを作成するlocate(slocate)をインストール。
# emerge slocate

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fstab、ネットワーク、各種システム設定

日付:2010/02/21 21:19
/etc/fstabで各パーティションのマウント設定を行う。
# nano -w /etc/fstab
内容はこんな感じ。特筆すべきこともない、平凡な構成。
/dev/sda1       /boot           ext3      defaults,noatime     1 2
/dev/sda3       /               ext3      noatime              0 1
/dev/sda2       none            swap      sw                   0 0
/dev/cdrom      /mnt/cdrom      auto      noauto,ro            0 0
#/dev/fd0       /mnt/floppy     auto      noauto               0 0
shm             /dev/shm        tmpfs     nodev,nosuid,noexec  0 0
次はホスト名の設定。/etc/conf.d/hostnameに以下の書式でホスト名を定義する。
HOSTNAME="hogehoge"

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Kernel 2.6のカーネルコンフィグとコンパイル

日付:2010/02/20 16:14
今度は、OSのコアであるカーネルのコンパイル。そのためにはハードウェア環境を正確に知っておく必要がある。chroot前にも使ったlspciをchroot環境でも使えるように、あらためてインストールする。
# emerge pciutils
# lspci

00:00.0 Host bridge: VIA Technologies, Inc. CN896/VN896/P4M900 Host Bridge
(中略)
80:01.0 Audio device: VIA Technologies, Inc. VT1708/A [Azalia HDAC] (VIA High Definition Audio Controller) (rev 10)
lspciの結果をひかえておくなり、別のsshターミナルで表示しておくなりしておくと、menuconfigの際に便利だ。

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profile、ロケール、タイムゾーンの設定

日付:2010/02/19 23:01
ここでPortageツリーを更新しておく。
# emerge --sync
次にprofileの選択。まず、現在の状態を確認する。
# eselect profile list
Available profile symlink targets:
  [1]   default-linux/x86/10.0 *
  [2]   default-linux/x86/10.0/desktop
  [3]   default-linux/x86/10.0/server
profileは以下のコマンドで選択できる。普通はデフォルトのママで構わないので特に変更する必要はない。
# eselect profile set 1

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/etc/make.confの編集とchroot

日付:2010/02/17 22:32
環境構築の前段階として、/etc/make.confの設定を行う。
# nano -w /mnt/gentoo/etc/make.conf
まずはCFLAGSとCHOST、MAKEOPTSを記述。以下はこのサーバの場合。
CFLAGS="-O2 -march=prescott -pipe -fomit-frame-pointer"
CXXFLAGS="${CFLAGS}"
CHOST="i686-pc-linux-gnu"

MAKEOPTS="-j3"

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ファイルシステムの作成とステージ3 tarballの展開

日付:2010/02/16 22:48
パーティションの設定とファイルシステムの作成はセオリー通り。

このサーバでは、今回は/homeを独立させず

/dev/sda1 /boot 100M
/dev/sda2 swap 1GB
/dev/sda3 / 残り全部

とした。ファイルシステムは、ext4にも興味はあるが使い慣れたext3を選択。

まずはfdiskでパーティションを設定。
#fdisk /dev/sda
すべて基本パーティション(primary partition)で作成。wコマンドで変更を書き込んだら、ファイルシステムを作成する。/bootと/を
# mke2fs -j /dev/sda1
# mke2fs -j /dev/sda3
でext3として作成。ext2、ReiserFS、XFS、JFSの場合は、パーティションとファイルシステムの作成を参照。

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sshによるリモートインストール準備

日付:2010/02/15 23:06
ターゲットマシンで直接作業するより、既にOSが稼働しているPCを使ってリモートインストールする方が、Webの情報を参照しながら作業できるので便利だ。そこで、ssh接続できるようにしておく。

まずはネットワークが動いていることを確認。
# /sbin/ifconfig
でeth0の情報が出てくれば、取りあえずNICは動いている。net-setupスクリプトで、ネットワークの設定を行う。
# net-setup eth0
サーバマシンなので、IPアドレスは静的に割り当て、ネットマスクとゲートウェイ、ネームサーバをLAN環境に合わせて指定。

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LiveCDによるブート

日付:2010/02/15 23:02
まず、Gentoo LinuxのLiveCDをダウンロードする。公式ミラーサイトから適当なサイトを選び、/releases/x86/autobuilds/current-iso/にあるinstall-x86-minimal-xxxxx.isoをダウンロードしてCD-Rに焼く。

このLiveCDでPCをブートすると、
boot:
というブートプロンプトが表示される。ここはカーネルオプションとしてgentooを指定。
boot: gentoo
通常のコマンドプロンプトが表示されたら、
# lspci
でLiveCDのカーネルが認識したデバイスをチェックしておくと便利だ。このサイトのサーバの場合、オンボードネットワークコントローラとして「VT6102 Rhine-II rev 7c」が載っていることが分かったのでメモ。こうした情報はカーネル再構築のときに役立つ。
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