Xenでは、仮想マシンのことを「ドメイン」と呼ぶ。ドメイン環境をゼロから作るのは大変なので、まずは「ありもの」でXenの動作確認を行う。SourceForgeにあるExample disk imagesを適当なミラーからダウンロードする。例えば、

# wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/ xen/ttylinux-xen.bz2

とか。これを適当なディレクトリで展開する。

# mkdir /home/xen
# mv ttylinux-xen.bz2 /home/xen/
# bunzip2 /home/xen/ttylinux-xen.bz2

これで、/home/xenにttylinuxというファイルが生成される。

次にドメイン用の設定ファイルを作成する。/etc/xen/xmexample1をコピーして編集するのが手っ取り早い。

# cp /etc/xen/xmexample1 /home/xen/ttylinux.conf

これを以下のように編集した。

kernel = "/boot/vmlinuz-2.6.10-xenU"
memory = 64
name = "domain1"
disk = [ 'file:/hogehoge/ttylinux-xen,sda1,w' ]
netmask="255.255.255.0"
gateway="192.168.xxx.1"
ip="192.168.xxx.100"
root = "/dev/sda1 ro"
extra = "4"

nameはドメインの名称。テスト用なので適当である。

diskは、物理あるいは仮想ディスクを指定する。「file:/home/xen/ttylinux-xen」は、/home/xen/ttylinux-xenを仮想ディスクとする指定。次の「sda1」は、その仮想ディスクに割り当てるデバイス名。未使用のデバイス名にすること。その次の「w」は書き込み可ということ。

その次の3行はネットワークの設定。見てのとおり、静的に各アドレスを指定している。DHCPも使用可能だ。

rootは、diskで割り当てたデバイス名にする。

以上で、動作確認用ドメインの準備は完了。