BIND 9の起動とdigによる動作確認
カテゴリ:BIND 9の設定
日時:2005/02/16 23:55
最小限の設定が完了したので、BINDを起動してみる。
次に、digを使って動作確認を行う。この段階ではdigはインストールされていない。
Aレコードは、ドメインではなくホスト名も含めたFQDNで指定する。
逆引きは、ドメインではなく「-x IPアドレス」とする。
動作確認できたら、デフォルトランレベルに登録する。
# /etc/init.d/named startこれでエラーが出なければ、プログラム的には多分OK。
次に、digを使って動作確認を行う。この段階ではdigはインストールされていない。
# emerge bind-toolsを実行する。 インストールできたら、digを使ってみる。書式は、
dig @ネームサーバ ドメイン レコードネームサーバは自分自身(127.0.0.1)にする。SOAレコードの確認は、
$ dig @127.0.0.1 nekhet.com soa
(中略)
;; ANSWER SECTION:
nekhet.com. 86400 IN SOA hal.nekhet.com.
root.nekhet.com. 2005021201 3600 900 604800 86400
(以下略)
OKらしい。同じくNSレコードの確認。$ dig @127.0.0.1 nekhet.com ns
(中略)
;; ANSWER SECTION:
nekhet.com. 86400 IN NS hal.nekhet.com.
(以下略)
これもOK。Aレコードは、ドメインではなくホスト名も含めたFQDNで指定する。
$ dig @127.0.0.1 hal.nekhet.com
(中略)
;; ANSWER SECTION:
hal.nekhet.com. 86400 IN A 192.168.xxx.1
(以下略)
同じように、登録したホストをすべて確認する。逆引きは、ドメインではなく「-x IPアドレス」とする。
$ dig @127.0.0.1 -x 192.168.xxx.1
(中略)
;; ANSWER SECTION:
1.xxx.168.192.in-addr.arpa. 86400 IN PTR hal.nekhet.com.
(以下略)
キャッシュサーバの動作は、外部ドメインで確認する。$ dig @127.0.0.1 www.gentoo.gr.jp
(中略)
;; ANSWER SECTION:
www.gentoo.gr.jp. 86400 IN A 211.14.6.124
;; AUTHORITY SECTION:
gentoo.gr.jp. 259200 IN NS ns2.gentoo.gr.jp.
gentoo.gr.jp. 259200 IN NS ns1.gentoo.gr.jp.
(以下略)
取りあえず、DNSサーバとして最小限の機能は問題なく動いているようである。動作確認できたら、デフォルトランレベルに登録する。
# rc-update add named default