Analogの基本設定

/etc/analog/analog.cfgを編集して、Analogの集計対象や出力の設定を行う。まずは基本的なところから。

IMAGEDIR images/

で画像ファイルのディレクトリ指定。

HOSTNAME "hogehoge"

は、出力ページのタイトル。任意のタイトルをつけておけば良い。 ログファイルを圧縮している場合は、その展開方法を指定しておく。

UNCOMPRESS *.gz,*.Z "gzip -cd"

また、HOSTEXCLUDEを使って集計対象から除外するホスト（サーバ自身やLAN内のほかのホストなど）を指定しておく。

HOSTEXCLUDE localhost
HOSTEXCLUDE 192.168.xxx.*

Analogはデフォルトで*.html、*.htm、*.aspをページとしてみなしてカウントする。これ以外でページとしてカウントしたいものがある場合は、

PAGEINCLUDE *.php

とする。逆に、集計対象から除外したいものは、

FILEEXCLUDE *.gif
FILEEXCLUDE *.jpg
FILEEXCLUDE *.png
FILEEXCLUDE *.css
FILEEXCLUDE *.ico
FILEEXCLUDE *.gif*

とする。

ついでに、各レポートには、

LINKINCLUDE *

でリンクを生成させておく。

何についてのレポートを生成するかは、定義名とON／OFFで制御する。

ALL ON

とすれば、Analogがサポートする全レポートが出力される。必要なレポートのみを個別にONしていくこともできる。ウチの場合は、

ALL ON
QUARTERREP OFF
QUARTERSUM OFF
FIVEREP OFF
FIVESUM OFF
VHOST OFF
REDIRVHOST OFF
FAILVHOST OFF

として、まず全レポートをONにし、その後で不要なレポートをOFFしている。

ここまでの設定をまとめると、

LOGFILE /var/log/apache2/access_log*
OUTFILE /home/httpd/html/log/outfile.html
LANGUAGE JAPANESE-EUC
IMAGEDIR images/
HOSTNAME "hogehoge"
UNCOMPRESS *.gz,*.Z "gzip -cd"
HOSTEXCLUDE localhost
HOSTEXCLUDE 192.168.xxx.*

PAGEINCLUDE *.php

FILEEXCLUDE *.gif
FILEEXCLUDE *.jpg
FILEEXCLUDE *.png
FILEEXCLUDE *.css
FILEEXCLUDE *.ico
FILEEXCLUDE *.gif*

LINKINCLUDE *

ALL ON
QUARTERREP OFF
QUARTERSUM OFF
FIVEREP OFF
FIVESUM OFF
VHOST OFF
REDIRVHOST OFF
FAILVHOST OFF

こんな感じ。ほかにTYPEOUTPUTALIASの設定がデフォルトであるはずだけど。

今後やるべきことは、検索語の文字化け対策とDNSによるホスト名解決の高速化である。